FC2ブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



( --.--.-- ) ( スポンサー広告 )
町山智浩さんのこと。
信じきること。
その強さを目の当たりにするとき、
自分にはその強さがあるか、覚悟があるかを思い、
せつなくなる。信じきれるだろうか?と。

映画評論家で、町山智浩さんという方がいる。
映画秘宝というオタクで男汁満載のボンクラ雑誌の
執筆などで知ってはいたが、去年彼のブログを知って以来、
印象は180度変わった。

たとえば、かの「華氏911」に対する賛同で。
小泉なんて比較にならないほど翼賛化するアメリカへの危惧と、
一方で自由の国・アメリカへの愛にあふれた文章を
驚きのエピソードと、シニカルで時に低俗(最高!)な笑い
とともにつむぎ出す。

刺激的で、深い知識に裏づけされた
(あえていえば)その「極私見」は
浅い知能と偏見で染められたネットの住人から
攻撃されることも多い。

町山さんがすごいのは、
ある種の電波系のそんな素人に対しても、
真摯に向き合い、反論し、
自らの意見を繰り返し説明することだ。

「こんなバカ、相手にしないでください」
熱心な読者から、そんなコメントが寄せられても彼はやめない。
ブログは荒らされ、一時は閉鎖される寸前までおちいった。
なぜなんだろう? なぜそこまでするんだろう?

単に売られたケンカには黙っていない熱い漢だから?
ブログという素人メディアをいちメディアとして認めているから?
……いろいろ想像はしてみたけれど、はっきりしなかった。

でも、「2006-03-04「わかってもらえるさ」RCサクセション
という日記を読んで、その答えがわかった気がした。

この人はわかっている。
映画や音楽……その他の芸術には、世の中を直接変える力はないと。
でも信じている。
芸術には、ひとりひとりの考え方に強烈な印象で訴えかけ、
影響を与える力があるんだと。
そのひとりの人間とは、家族であり、友人であり、知りあいでもある。
そしてなにより、生業上、彼の書くあらゆる文章を読んだ人たちなんだ。
町山さんは、ひとりひとりに語りかけている。
芸術の力と、美しい世界の存在を信じきって。

スポンサーサイト



( 2006.03.06 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
コメント

コメントする?












 秘密コメント

トラックバック
トラックバックURL
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。