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WORK SONG

週刊モーニングで月イチ連載している、
安野モヨコ「働きマン」をご存知でしょうか?
これ名作です。

週刊JIDAI編集部の女性記者、松方弘子を主人公に、
編集者はもちろん、様々な「働く人」を描く熱いマンガです。

どこか冷めていてつかみどころのない「新人」。
窓際、のように見えて熱い魂を持った「編集長」。
……などなど。

そして構成が素晴らしい。
毎回ひとりの登場人物(その回の主人公が多い)の
インタビューを効果的にカットインさせて、
複雑にからむ人間関係をまとめ、その回のテーマを浮き彫りに。
それはもう映画的で「うまい!」とうならせられます。

リアルタイムで読んでますし、結局単行本(現2巻)も
買って、「やばい!」と気持ちを新たにしています。

そこでいちばん好きなエピソードを書きます。

 主人公は、書店営業でやり手と評判の、松方の同期の男。
 彼は、松方が週刊JIDAIで担当している人気連載「54」という
 小説の営業を担当することになる。
 「54」とは、恋愛モノが得意な女性小説家が、JIDAI読者の
 オヤジ世代の純愛を描いた作品で、反響が大きい作品。
 ただ出版不況の昨今、営業の男は「54」の初版を
 2万部に設定することを松方に告げる。
 納得のいかない松方に「担当者の思い入れとビジネスは違う」
 と一度は突っぱねたが、作品のゲラを読み、
 書店での小さな動き、読者への『突き刺さり』方を感じとった
 営業の男は、上司を説得して、倍の4万部で
 初版をかけることに成功する。

 そして……なんと50万部を突破するベストセラーに!
 その記念パーティが開かれ、男は出席する。
 普通は、作家と編集者が主役の宴。
 「僕は脇役さ」と静かに会場の隅に佇む男のもとに、
 作家みずからが歩みよる。

 「あの……売って下さってありがとうございました」
 「……いえ……っどうも、失礼します」
 うれしさのあまり涙を浮かべ、男はその場を去った。

あなたの仕事には、かけがえのない価値がある。
努力しても認められるとは限らない。
それが「社会」なのは知っている。
でも、みんな認められたいんだ。

どうですか、みなさん!
そんな熱い気持ちがこみあげてきちゃうわけです。
他にも、パワーをもらえる名エピソード多数!
ホンッとおすすめです。

あと、これは聞いた話だけど、
安野モヨコさんのご主人、庵野秀明監督が
コンビニで「働きマン」を立ち読みして涙したそう。
上に書いた回を読んだのかはわからないけど、
同じように涙を流しながらその場を立ち去ったんだって……









                  ただし手ぶらで。

って買えよ!

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( 2005.08.17 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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