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東京タワーを読んで~シンクロ4連発の日々~
リリーフランキーの「東京タワー」を読んだ。

読書感想文の前に、ここのところ立て続けに
起こったシンクロニシティについて書きます。

シンクロ1 柳原良平
以前、日記にも書いたけど、ひょんなことから
柳原良平の本を手に入れて、気になる存在になった。
その矢先、夏休みで訪れた大阪で
柳原作品に遭遇。
USJ(UFJにあらず)に行ったあと、夕飯を喰いに
天保山に行こうということになり、フェリーに乗ったら、
そのフェリーには柳原氏のイラストが!
ロゴはもちろん、チケットにまで!!
天保山といえば、サントリーミュージアムのある
サントリーのお膝元(多分)。
柳原とサントリーとの関わりは書くまでもなく。
必然的偶然。

シンクロ2 選挙
これも日記に書いたが、先日の糞選挙の数日前、
同僚に勧められて読んだ小説が、伊坂幸太郎「呼吸」。
初めて読む作家だったが、これが面白い。
この読書感想文は置いておいて、この小説の設定は、
近未来?の日本で、憲法改正の国民投票が行われるときのこと。
選挙結果と合わせて考えると、空恐ろしい現実的なフィクション。

シンクロ3 別府
やっと「東京タワー」です。
ここから若干、読書感想文です。
本の前半は、リリーさんの幼少~青春時代の物語。
そのなかで、中学を卒業して美術の学校に進むことが
描かれている。その学校があるのが別府。
中学を卒業して、オカンと暮らし、育った福岡を離れて、
大分は別府でひとり暮らしをしていたそうな。
別府は、明日から行く出張の行き先。
ずっと読もうと思っていて、読み始めた数日後に
向かう先が描かれているなんて。
その学校探してみようかな。ミーハー的運命にズキュン!

シンクロ4 2001年4月15日
「東京タワー」は、リリーさんが産まれ、
オカンが亡くなるまでを描いた作品です。
よく覚えているなぁと驚くほど、
幼いころ~最近までのエピソードが書かれていて、
いつものエッセイほどの笑いはないけれど、
にんまりな表現も多いです。
最後の最期の直前までは、
たくさんの素敵な人間模様に出会えて、
うらやましくも楽しく読める本です。
印象的なのは、
急にエピソードから離れて、
つむぎだす「東京」「田舎」「夢」「人間」など
についてのセンテンス。
リリーさんらしい深さとやさしさ、鋭さにあふれていて
これまたいいだな。

オカンとの別れに向かって、吸い込まれていくんだけど、
結局、この本で描かれているのは、
「身内、他人に関わらず、
 すべての人が色んなことを抱えて生きている」
ということな気がするんです。

それを実感したのが、この日付。
オカンが旅立ったその日は、
そう……
本当にいい天気で、雲ひとつない青空が広がってました。
赤とも朱ともいえないあの東京タワーと、
スカイブルーとのコントラストは
僕もその日、確かに目にしてたんです。

……よく覚えているんですよ。
その日、リリーさんが立ち尽くしていた病院から
麻布の丘を越えた、ちょうど反対側で
僕は結婚式を挙げていたから。
ある夫婦の長男、ある男の兄貴、会社員など
数ある僕のプロフィールに、
ある女の夫という項目が追加された日だったから。
僕が生まれ変わった日だったから。

幸せを感じていた、まさにその日、あの青空。
同じ空の下で、悲しい別れに涙している人がいた。

今、この文章を書いている瞬間だって、どこかで。
幸福と不幸が、愛の言葉と呪いの言葉が、真実と嘘が……
隣り合わせで同時に存在している。

そんなことは当たり前のこと。
考えてみても何にもならない。
きっと、そうでしょう。

でも僕は、あまりに鮮やかな記憶とともに、
心から、ある意味肉体的に、
この事実に触れることができた。
そのことに感謝します。

感謝します。
この本に出会えたことに
リリーさんと、オカン、そしてオトンに
偶然と必然に
シンクロニシティに

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( 2005.09.15 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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