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カーテンコール

コロムビア*レディメイド オフィシャル・サイトが、2009年4月1日の(おそらく)零時きっかりの更新を最後に、幕を閉じた。
http://columbia.jp/columbia-readymade/

小西康陽さんの文章のファンであることは、何度もこの日記で書いている通り。今月末に発売になるという新刊のディスクレビューの一部が読めるうえ、野本かりあ、akiko、バンヒロシ、前園直樹といったアーティストから、須永辰緒(レコード番長)、堀部篤史(恵文社一乗寺店店長)、安田謙一(『ピントがぼける音』)、長谷部千彩のほか、レコードな世界の住人たちまで、雑誌形式で多数の人が寄稿している。

毎日更新されていたこのサイトをチェックするのは僕の日課になっていた。ときに、ドキッとするような文章に出会い、一日を気持ちよく過ごすことができた。たとえば、こんな文章。

 Miles Davis / milestones
  最新型のクラブ・ミュージック。60年代のジェイムズ・ブラウン、70年代のスライ・ストーン、
 80年代のグランドマスター・フラッシュ、90年代のロニ・サイズと串刺しに並べてみれば、
 この音楽の新しさが分かる。
  時代が30年の後であれば、12インチ・シングルとして発表されるのが相応しい作品
 だった。A面に「マイルストーンズ」、B面に「ビリー・ボーイ」というのなら、それは完璧な
 12インチであり、もちろんリミックスなど不要だ。
  この「ビリー・ボーイ」では、マイルスは演奏に参加していない。まるで現代のDJのように
 プロデューサーの立場にいるのだ。

これは小西さんによるディスクレビューから。ヒップ!


  ”Most beautiful sound next to silence”
  「沈黙に次ぐもっとも美しい音」――冒頭で、ほんのひとときだが無音状態=沈黙を
  リスナーに与えることで、それに続く音楽をより印象的に聴かせられる、
  とECMは信じているのだ。

これは斉藤嘉久さんというユニバーサル・ミュージック勤務の方。ジャズへの深い愛が美しい。


小西さんのショートショートのような余韻深い文章もある。

  「そんなにSPが好きなら、地下に来ないか」
  振り返ると、店主がうしろに立っていた。聞けば、この店の地下倉庫に、
  もう何十年も誰もさわっていないSP盤が山ほどあるのだという。

これは松永良平さんという文筆家でハイファイ・レコード・ストアの方。引き込まれます。


 奮起した僕はふと「片眉落とし」を思いつきました。格闘家の人などが山篭りする際に、
 片方の眉毛をそり落とし「眉毛が生え揃うまで、下山しない」と固く決意するアレです。
 漫画で得た知識なので、実際にやった人がいるのかどうかはもちろん知りません。
 が、これを真似て「眉毛が生え揃うまでクラブに遊びに行かずに、家に篭って
 トラックを作る」と決意をしようと思ったのです。

これはBOOT BEATさんというDJの方。ほんわか面白い。


これからもここに挙げた人たちの文章・活動は追いかけていきたい。
彼らの文章との出会いをくれたコロムビア*レディメイド オフィシャル・サイトに感謝。
本当にありがとうございました。



*まだ、しばらくはサイト全体が見れなくなることはないそうだけど、読み返したい文章なので自分のTumblrにクリップしておいた。家族を黙らせて、テレビの主題歌をテープレコーダーで録音するような、愛のあるファン心理なのであしからず。
http://rubic3.tumblr.com/

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( 2009.04.01 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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