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レコ狂脳内恋愛ルポ

「ハイ・フィディリティ」という映画を見た。
原作を読んで、ずっと見たかった映画。
先日BSで放映していたのを録画してやっと見た。

一言でいえば、
レコード屋の店主の現在進行形の恋愛と
今までの恋愛遍歴をめぐるボンクラ野郎映画。
DJ SHADOWの「Entroducing」ジャケな世界で、
「チョメチョメ」ベスト5と、そのチョイスのセンスについて
議論しつづけるレコ狂3人のボンクラっぷりといったら!

主人公ジョン・キューザックといえば、
東京大学物語よろしく、
「なぜオレは振られるのか」ばかり考え、
くよくよグダグダ……。
理想の女性像の陳腐さ、単細胞な下半身、
そして無垢な音楽への愛。
そんな音楽に詳しくて、DJをやっているやつの
あふれるダメさ加減が、僕には愛おしい。
彼の腐った脳内をのぞく
「ジョン・キューザックの穴」とも言える。

恋愛をメインに描かれてはいるが、
もはや大掛かりで飽きのこないジョークでしかない。
ボンクラな僕がいちばん印象に残ったのはこのシーン。

 ジョンがボンクラその2の耳もとでささやく。
 「これからかけるレコードを絶対5枚売ってみせる」。
 店内に流れ出すスムーズなメロ。
 何気なく店内を見渡せば、円盤を探す手を止め、
 どこを見るでもなく、耳をかたむける客たちが。
 ……「これ誰だい?」
 ほぅらお呼びがかかった!

そこには、ただ売るためだけの商品を客に押しつけ、
紙くずをふんだくる商いは存在しない。
ただGOOD MUSICを多くの人に届ける。
ささやかな祈りしかないんだ。

もうひとつ印象的なのは
気になるあの子へテープを作るシーン。
それはGOOD MUSICの塊、そして下半身直結の愛の結晶だ。

デッキにカセットテープを入れ、
勝負の一曲目のチョイスに悩む。
それが決まったら、そのテンションをキープしながら、
でも到達させないプレイリストに思いをめぐらす。
ベッドの上では無理でも、磁気テープの上では
最高のテクニシャンでいることができる。

君のベスト5はなんだい?
そして彼女に届けたい曲は?
久しぶりに誰かを思ってテープを作りたくなった。

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( 2006.02.02 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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