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本当に説明上手な絵は美しい



僕は勘違いしていた。
芸術的な美しさと論理的な説明は、全く別の世界にいるものだと。

だって、そのふたつは
個性的なヘアスタイルとファッションの芸術家と
常識的なネクタイとスーツ姿の政治家秘書くらい
かけ離れていると思っていたから。

でも、エドワード.R.タフテのことを知って、考えの浅さに気がついた。
彼は「データのレオナルド・ダ・ヴィンチ」と呼ばれる
インフォグラフィックスの第一人者だ。

インフォグラフィックスとはその名の通り、
情報を視覚的にシンプルに表現したもの。
棒や折れ線のグラフはもちろん、
標識や鉄道の路線図などもそれにあたるそうな。
ただ、こういう標識系はどちらかというと
アートの世界にあるのも理解しやすい。

データとアートの融合とはこういうことかと
目からウロコだったのが、
彼の著書で引用されている図表でもっとも有名なもののひとつ、
「ナポレオンのロシア遠征の悲惨さ」だ。
って、「悲惨さ」をどうやって図表で?と思うが、
いちばん左側の写真を見てほしい。
横軸に年次を、縦軸に気温、進行した場所、死亡した兵士の数などを配し、
その過酷さを色合いも美しい図ひとつに詰め込んでいる。
観賞すべきほどの美しさをもって、
複雑な情報をたったひとつの図表に落とし込む。
デザインの根源ともいえるこのプレゼンテーション法は、
自分の仕事にもぜひ生かしていきたいと思った。

タフテの著書は、歴史上すぐれたインフォグラフィックスを
豊富に紹介していて、装丁、タイポグラフィもとにかく美しい。
正直、手を出しやすい価格ではないけれど、どうしても欲しくて、
数冊のなかから検討に検討を重ね、
VISUAL EXPLANATIONSという本を手に入れた。
この本を選んだのは、写真右のロックの歴史の図表が欲しかったから。
多少は英語にもチャレンジしながら、美しい情報の渦に身を沈めたい。



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( 2009.03.21 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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