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吉原手引草

松井今朝子
幻冬舎

吉原で知らぬ者はいないという、花魁・葛城(かつらぎ)の失踪事件。
人の噂もなんとやら、なほとぼりのさめた時分に
その事件のことを根掘り葉掘り聞く者ひとり。
人が知るは、花魁失踪の事実と、そのたぐいまれなる魅力ばかり。
引手茶屋の内儀、大籬の見世番、新造、遣手といった外堀から、
なじみの上客、幇間(たいこもち)、女芸者、女衒まで……、
聞き取りは、吉原中のあらゆるキャストにおよぶ。

はじめは、何の事件があったかはわからぬまま、話は進んでいく。
真相は、ただの吉原からの逃亡か、はたまた身請け前の駆け落ちか。
謎が解けると、さらなる謎が表れる奇々怪々な吉原人間模様。

「虚構」の色恋沙汰に身を置く吉原の人々の「誠」と「嘘」。
白黒つけない、複雑で血の通ったグレーな人情が美しい。
女郎の誠と卵の四角は無い、というけれど
こんな嘘なら信じてみたい!てなもんで。

面白いなぁ~。

おすすめです!



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( 2008.05.26 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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