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ヤン富田ライブ@渋谷タワーレコード2006.6.30


タワレコ店員
 「関係者の方ですか?」

 「はい」

……そこから逆転は始まった。

今日はタワレコのヤン富田ストアライブ。
なんと!スタート時間を間違えて20分くらい遅れて会場に入る。
しくじった…なんてことを……。
すでに「フォエバーヤン」の演奏が始まっている。
とはいえ、生ヤンさんだ! ついに見たぞ!
と興奮して、遅刻したことへの後悔は忘れ、
しばしミュージックの渦へ。
いとうせいこうと高木完が
ヤンさんのサージに合わせてシャウトしている。
サージというのはリラックスに写真の載っていた、
あのスーツケースに入ったシンセだ。
ヤンさんは手元のタブをひねり、協和音と不協和音の波を流し出す。

演奏が終わると、トークタイムへ。
ヤンさんが司会するかと思いきや、黙る。
やはり、いとうせいこうの出番だ。
六本木でのリリース記念ライブでは40分もしゃべり倒した
というヤンさんだが、今日は言葉少なげ。
いとうせいこうが色々振っても、
恥ずかしそうなそぶりばかりで反応が薄い。

かわいい!!

雑誌のインタビューでは仙人みたいだけど、
ホントにキュートなおっさんだ。
「完ちゃんはいつもイベントに誘ってくれるんだよ。俺が絶対行かないって知ってるのに。それがありがたくってさ」とは、
高木完に歌詞の出来ばえを聞かれてのコメント。
ひとり暮らしの老人かっ!と小声でつっこんだ。

とはいえ、毎度の哲学チックな、いいことも言ってた。
それは僕が遅刻して聞きそびれた
「フォエバーヤン」の今日ライブヴァージョンのイントロ、
高木完のシタールとヤンさんのシンセでなぜ始めたか?
というのをいとうせいこうに聞かれたとき。
「今、こういうのかっこいいと思うんだ。なんでかっこいいって、言葉で説明できたら、かっこよくないんだよ。言葉で説明できないことに、かっこよさってあると思うんだ」
……みたいな意味のことを言っていた。正確な記憶ぢゃないけど。
あと「音楽のことを言葉で評価できるのは、そのムーヴメントが終わってからだよ」とも。深い。

その後もトークに身が入らず、
次の曲のチューニングを夢中でする、子どものようなヤンさん。
そして、今日の2曲目、「もうだいじょうぶ」が始まる。
その紹介でこの曲のオリジナルが
「建設的」に収録されていることを知る。
持ってるってぇのに勉強不足でした、はは。
高木完のギターを多分ヤンさんがライブダブをかけながら、
いとうせいこうがブルーズハープを吹く。
ヤンさんは別格として、今日はいとうせいこうの
声、演奏のすばらしさを発見した。
CDで聞くよりもいい声だし、体格もいい。
見た目にも結構オトコ前だよ、この人。
「もうだいじょうぶ」ではヤンさんは完全に脇役でした。
そして、やっと終わった、という感じで、
あっけなく「ありがとうございました」と3人は退場。

これで終わりかと思っていたら、
「鳴り止まぬ」というお約束の拍手とともに
「まだやりますよ」とヤンさんひとりでお約束でステージへ。
アンコールは、ドゥーピーズのラストで使っていたストリングスに、
シンセを乗せていく演奏。
ちなみに後でわかったんだけど、そのストリングストラックは
iPodで流しているようだった。
「フォエバーヤン」のリズムトラックもおそらくそうでしょう。
とにかくリビングレジェンドの演奏する姿を見逃すまいと、
ただただ人影をよけて、じっくり凝視した。

……そんなことで、今度こそライブは終了。
会場に照明がともり、みんな、そそくさと退場する。
遅刻したし、他のみんなみたいに行儀よく帰れないだろ!
とステージ近くに駆け寄った。
サージを間近で見る。
ホンマタカシの写真で見た、あのカラフルなコードが
ある法則を持ってつながっている……きっとね。
そして、ひとしきり見た後、会場の奥に喫煙スペースを見つけた。

これが大逆転への第一歩。長らくお待たせしました。

そこで同席した人と、ひとしきりヤン話をしながら、
たばこを吸う。
んで、そろそろ帰るか、と思って、もう一度会場に入ると
もう片づけが始まっていた。客はいなくて、関係者だけ。
もう一回見るだろ、とステージに駆け寄ると、
シンセを片づけに出てきたんですよ! ヤンさんが! 

そこでタワレコの店員にすかさず聞かれたのが、
冒頭のやりとり。
躊躇無く答えたね。関係者です!と。

つまり完全に関係者だけのライブ会場に、
客の僕ひとりが残ってるわけ。
ヤンさんは今日の機材について、業界な感じの人と
「今もこのサージって生産してるんだけどさ、その作ってる人ってのがEメールなんて使わないし、注文は留守電に入れろ、みたいな堅物なわけ」……なんて素敵なトークをしてるし。
それを関係ないのに、うなずきながら、しばし眺めていました。
いや~ラッキー。まぁ眺めてただけだけど。
それで、今日のヤンさんのキュートキャラを見ていたので、
大丈夫だろうと思い切って、声をかけました!

「ヤンさん、今日は本当にありがとうございました!」
「あっ、どうも(ペコリ)」

!!!!!!
現代の音楽家の最重要人物と言葉を交わしましたよ、俺! 
たったこれだけでテンション上がって、満足しちゃって、
シンセの片付けを邪魔しちゃいけないと退場しました。
今、考えてみれば握手してもらえばよかった、かなと。
って、だれかと握手ってしてもらいたいなんて思ったことないけど。

会場を出ると、torumanのCDやら売っていて、いろいろ購入。
まだタワレコスタッフがいるなと思っていたら、
今日の入場券と交換に何か配ってるんですよ。
それが写真の、ヤンさん色紙!!! すっげー!!!! 
家宝ですよ、これ。

ということで遅刻はしたけど、大逆転でいい体験ができました。
興奮にまかせて、長~い自慢話。おつきあい感謝です。
Forever Young!!!!!



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( 2006.06.30 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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