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ちょっぴりアンチョビがなくて

晩飯にひさしぶりにピザを頼んだ。
いつものピザ屋なのに、電話に出た人は
えらい応対がいい。明らかに訓練された大人。
わが家定番の
「バジルソースのシーフードスペシャルと
 アメリカンスペシャルにアンチョビトッピングの
 ハーフ&ハーフ」
などなどを注文する。

そして40分後。
混んでるとのアナウンスされた通りの時間にピザ到着。
今日はあまり熱々ぢゃない。
はずれだ。
まぁ、気にせず……
「いただきます」と家族3人手を合わせる。

ピザの箱を開けると……なにかが違う。
そうあいつがいないんだ。
アンチョビトッピングし忘れてる……。

トマトソースにサラミ、そしてオニオン、
「たったそれだけ」なアメリカンスペシャルは、
そこにアンチョビという媚薬を加えるだけで、
「シンプルな逸品」へと昇格される。
これは長年かけて編み出したわが家の秘宝。

みそチャーシュウ麺を頼んだのに
しょうゆチャーシュウ麺が来ても、
本日の定食を頼んで「ない」と言われたのに、
後から頼んだ卓にその定食が運ばれても、
ただ運命だと受け入れる、けなげなオレ。
でも、これだけは譲れなかったんだ。

そこで電話。やはり「大人」の人が出る。
彼女はさっきと変わらずいい人なので、
「怒ってないんだオーラ」を出しながら
オーダーミスを指摘する。
彼女の対応のよさから、
アンチョビにこだわる自分が恥ずかしくなり、
「まぁ今日のところはこれでいいから、
 なんか次回サービス券でもくれれば」
なんて思っていると
「すぐに作り直してお届けします!」との声。
えっ! はい、まぁいいけど。今あるピザはどうしたら?
「そのまま召し上がっていただいて結構です」
そうですか、はい。ではよろしく。

おなかは空いているんです。
目の前にはピザがあり、食べてもOK。
でも、あと数十分もすれば、熱々のあいつが届く。
とりあえず食べる。
一応、証拠としてあいつなしのアメスペを残しておく。
もう一枚行きたいところだけど、今食べたら、
熱々のあいつも食べて、また食べ過ぎて吐きそうになるな。
迷う。
でも、まぁ食べる。

サービス券あげるより、もう一枚作って運んだ方が安いのかな?
客が納得しないこともあるから、誠意を見せてるんじゃない?
なるほどね。
……なんて会話をしていても、
結局食卓の上のピザに目がいってしまう。
不思議だ。
オレのモノのようで、オレのぢゃない。
もしくは一度冷凍されて温めなおされるであろう
ピザの所有権を持つ未来のオレに気がねしてるみたいだ。

ピンポーン。
来た。アンチョビトッピングアメスペがやって来た。
待ちにまあってた、やっと来た。
やっと来たピザ、ブギウギベイベ。

あと一口は余裕で食べちゃうね。
だって、心置きなくオレのピザなんだから。
と箱を開ける。
げっ!

たしかにあいつはいる。
でもシーフードスペシャルがトマトソースに。
そしてむやみにチーズが多すぎて、生地のクリスピーさがゼロ。

こうして本物のクレーマーが誕生したんだ。



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( 2005.11.28 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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